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今年の入社式のあいさつのポイント!
押さえるべきスピーチの基本とは?
大勢の社員の前でのスピーチは誰でも緊張するもの。
もしかしたら面接よりも緊張する・・・なんて人もいるかもしれません。
ですが、下記のポイントさえ押さえておけば大丈夫!
「なかなかできる人が入ってきたな」なんて期待してもらえるかもしれませんよ。
明るくハキハキと話す
自信がないと、声が小さくなってしまいがちですよね。しかし、声が小さいと暗い印象を与えてしまったり、後ろの人のところまで声が届かず「何を言ってるのかわからない」と思われてしまいます。
しっかりと口を開いてお腹から声をだし、自分の中の「良い声」を出す練習をしてみてください。
声の出し方がわかると自然と自信もつき、元気で明るい印象を与えることができますよ。
相手がいることを意識する
人前で話すときに、棒読みになってしまったりしていませんか?暗記したものをそのまま喋ったり、原稿を見ながら話すと、人はどうしても棒読みになってしまいがちです。
しかし、人前で話す場合、多くの人がやりがちなのが一方的に話してしまうこと。
これでは、どんなに内容が良くても聞きづらいと感じてしまいます。
話すという行為には、必ず相手がいるものです。「前にいる人たちに向かって話している」という意識を持つだけでも聞き手からの印象は変わってきますよ。
背筋を伸ばして顎を軽く引く
スピーチのとき、体を左右に揺らしたり、猫背になっていたりすると落ち着きのない印象やだらしのない印象を与えてしまう可能性があります。
背筋はピシッと伸ばして顎は軽く引くように意識しましょう。
女性の場合、手元は前で組むなどして、フラフラさせないようにしてくださいね。
スピーチはだらだら話さない
スピーチは長くなりすぎても聞き手を飽きさせてしまいます。
短く簡潔に伝えることで、聞き手にとって理解スピーチを心がけると良いでしょう。
とはいえ、短すぎてもよくないので5分前後程度に抑えるといいかもしれません。
周りがもっと短ければ、短く。長ければ、長く。と、周りに合わせて臨機応変に対応しましょう。
スピーチではなく、挨拶、自己紹介の場では、時間7がない場合は1分程度が目安です。
入社式のスピーチに取り入れるべき内容とは?
まずはお礼を述べる
導入として、まずは盛大な入社式を取り計らってもらったお礼を述べましょう。
入社ができたことへの喜びを伝える
無事に入社日を迎えられたこと、その会社に入社ができたことへの喜びを伝えましょう。
決意や抱負を語る
ここがスピーチのメインと言えるでしょう。
「◯◯のスキルを学ぶ」「経営理念をしっかりと受け継いでいきたい」など前向きな気持ちを語りましょう。
これから自分が働く会社のことをよくわかってくれている、魅力を感じてくれているんだと思ってもらえるので、「お、頑張ってくれそうだな」と期待をかけてもらえるかもしれません。
締めの言葉を述べる
締めの言葉として、これからお世話になる先輩社員の皆様に対して、ご指導・ご支援いただくことへのお願いを述べましょう。
スピーチの時に気をつけるべきマナーって?
スピーチを始める前後のマナー
壇上に上がる前に役員席に体を向けて深く(45度)お辞儀をし、壇上に上がってからも全体に向けて一礼をします。
演壇がない場合にも、役員席にお辞儀をしてから中央に進み出るのがマナーです。
スピーチを始める前には、マイクの前でさらに一礼をしてからスピーチを開始します。
このとき、すぐに頭を上げずに、頭を下げて、少し止めてから顔を上げましょう。
また、終了後にも同じようにお辞儀をしましょう。
謝辞は最初に
先ほども伝えたように、スピーチではまずはじめに謝辞(お礼の言葉)を伝えましょう。
これが一般的なマナーとされています。
また、台本通りに…と思うと、言葉だけで心がこもっていないように伝わってしまうことがあります。
言葉を間違えないことに気を取られがちになるかもしれませんが、相手への感謝を伝える。という目的を忘れないようにしましょう。
謙虚な姿勢を忘れない
「右も左もわからない」など謙虚な姿勢をきちんと伝えられるようにしましょう。
「◯◯の経験を生かして会社に貢献できるよう頑張ります!」などは、小生意気に見られてしまうこともあります。
それよりも、何もわからない未熟者だけど精一杯頑張りたい、などの方がよりフレッシュな印象を与えられるのでおすすめです。
スピーチで緊張しないためには…?
先ほども伝えましたが、だれでも大勢の社員の前でのスピーチは誰でも緊張するものです。
しかし、緊張しすぎて、せっかく準備したのに当日上手く話せないのは辛いですよね。では、緊張を和らげるにはどうしたらいいのでしょうか?
①「緊張してもいい」と考える
人前に出る時は、頭が真っ白になったり、上手くしゃべれないことを恐れてつい「緊張してはだめだ」と思いがちです。
しかし、「緊張してはだめだ」と思えば思うほど、人は緊張してしまうものなのです。
ですから、「緊張するのは当たり前だ、緊張してもいい」というように自分に言い聞かせてみるといいでしょう。
②意識を違うところに向ける
緊張している時は、緊張をどうにかしようということに集中してしまいがちです。
そんな時は、全く他のことに意識を向けるといいでしょう。例えば、今日の夕ご飯について考えたり、時間があるなら、好きなアーティストの曲を1曲聞いてみたり。
意識を向けるものはなんでもいいですが、とにかく、スピーチとは全く違うものに意識を向けましょう。
③たくさん練習する
これは、直前にはできませんが、緊張してどうしようもない時の一番手っ取り早い対処法です。
緊張の原因は多くが不安からくるものだと思います。不安なら、とにかく不安が消えるまで練習すればいいのです。
事前にきちんと練習しておけば、「あれだけ練習したのだから大丈夫」と思えるようになります。
また、練習だと緊張しないけど本番になると緊張するという人は、実際に多くの人の前で自分がスピーチする様子をイメージしながら練習するのがおすすすめです。