auは、新料金と新サービス発表会を開催。AmazonとDAZNと連携したサービスと料金プランや、Amazon Echoなどに特化した安価な無線LANルーターなどを発表した。
発表会には、KDDIの代表取締役執行役員副社長の東海林 崇氏が登壇。5G通信と対応する5G対応スマートフォンは、“圧倒的なスペックを有している”とし、5G通信の超高速大容量通信とともに端末もハイスペックであることを強調した。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- エムスリー(2413)
- KDDI(9433)
- 東京エレクトロン(8035)
KDDIが午前中に注目の新料金プランを発表したものの期待外れの声が大きく、後場に入ってから下げ足を早めましたが、下落は限定的でした。
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au 5Gエリア展開は12月から既存周波数を活用
5G通信について、KDDIは10月に総務省から「既存周波数の5G転用」について認可を取得しており、12月より既存周波数の転用によるエリア展開をスタートする。
東海林氏は、「基本は5G用の新規の周波数」で展開すると前置きした上で、iPhoneやGalaxyなど対応端末ではすぐに転用周波数での5G通信を利用できるとした。
なお、転用周波数に関して東海林氏は、「設備などを5Gのものに更新しているので、5Gならではの高速通信を提供できる」とコメントした。
Amazon Primeが付帯する新たな料金プラン
auでは、データ使い放題とコンテンツのセットプランが充実しており、auの調査によるとデータ使い放題プランを契約する20代ユーザーの61%が、月のデータ通信量が61%を超えており、平均で約36GB使っている。また、プラン別の利用者満足度調査では、使い放題かつサービスとのセットプランの満足度が高い。
コンテンツがフルHDなどどんどんリッチになっていくなかで、これからはサービス(コンテンツプロバイダー)がネットワークを選ぶ時代だと東海林氏は主張した。
その中で、今回auはAmazonと連携し、Amazon Primeがセットになった新料金プランを発表した。
新料金プラン「データMAX 5G with Amazon プライム」は、データ容量は無制限、AmazonプライムとTELASA(見放題プラン)が利用できる。既存の「データMAX 5G」に月々300円追加するだけで、Amazon PrimeとTELASAがついてくるとお得感を強調した。
どのように市場を獲得し、どのようにニーズにこたえていくかによって今後の株価変動に差が出ますね。