IPPONグランプリ

「ロバート秋山」IPPONグランプリの予想外の対策法とは!?(笑)

ロバートの秋山さんが、IPPONグランプリにて独特の世界観を醸し出しているのは多くの方が知っていますよね。

秋山 竜次(あきやま りゅうじ、1978年(昭和53年)8月15日 – )は、日本のお笑いタレント、俳優、YouTuber。お笑いトリオ・ロバートのメンバー。
吉本興業所属。身長175cm、体重95㎏。3人兄弟の長男(弟2人)。

決勝戦はバカリズムvsロバート秋山。バカリズムは8回目、秋山は5回目の決勝進出だが、この2人が対決するのは初めてのこと。お互い福岡出身なので「めんたい大喜利ですね」「俺はとんこつ大喜利のほうが」と言い合うも、ナレーションでは「博多どんたくマッチを制するのは、どっちだ」と処理されてしまう。

決勝は3本先取すれば優勝。1問目は「『お前の“へのへのもへじ”、なんか変だぞ』どんなの?」。絵回答が期待されるバカリズム向きのお題。このチャンスを逃さず、バカリズムは「お」「の」「の」「の」「か」で顔を描き、一発目でIPPON! 秋山に出番を与えない。
続く2問目は「動画でアフレコ」。独特の動きで怒りを伝えるマダムの動画に声をあてる。

こちらは秋山向きのお題で、焼きそば屋のマダムを演じてIPPONに。リードを跳ね返す。
3問目「不倫相手とのLINEを奥さんに誤爆しました。リカバリーLINEを送ってください」と、芸人にはいささかタイムリーな内容。画面には「さっきは久しぶりに燃えたね」「それで次、いつ会えるの?」と誤爆する夫と、「はぁ?何のこと?」と返す妻のLINEが映っている。

・あ、ごめん、ZARDの未発表の曲のこと(秋山)
・問1)上の文章を丁寧語に直しなさい(バカリ)
会話に向き合う秋山と、はぐらかすバカリズム。アプローチの異なる答えを出す2人だったが、爆発につながらない。続く秋山は「そりゃそう返すよな。正常だよ。コレアメリカの心理のやつ」と答え、IPPONに。LINEの文面を意識してか、キャラを入れず抑えめのトーンで答えていたのが印象的だった。

これで秋山が2勝して王手。しかし4問目「8秒に1回。何の回数?」ではバカリズムが「中村アンが髪をかき上げる回数」で取り返し、イーブンに。勝負は最終問題までもつれ込んだ。その5問目。

「検便をエレガントな名前に変更してください」
雌雄を決する場面で「便」って……と、バカリズムに笑みが漏れる。先に押したのは秋山。とびきり良い発音で「Ken&Ben Newyork」と答える。そういえば6年前に優勝したときも、最後は「キスの天ぷらのキスの発音がKiss」と英語の回答だった。しかし今回はIPPONまで届かない。

続いてボタンを押したバカリズム。フリップ中央に控えめに書かれたのは「クソワッサン」。シンプルな答えが審査員を打ち抜き、見事IPPON! 稲田、ザコシ、秋山と濃厚なキャラと死闘を繰り広げたバカリズムが、2年ぶり5度目の優勝に輝いた。

最後は松本チェアマンからトロフィーの授与……なのだが、ソーシャルディスタンスを保ったままトロフィーを渡すことはできず、一旦床に置いてバカリズムに取ってもらう。松本チェアマンはまばらに座る観覧ゲストを「南青山の美容院ですか」といじり、ツッコんでくる秋山を「ディスタンス」と言って遠ざける。

恒例の最後の一言を求められて、松本が叫んだ言葉は「だっふんだ!」だった。
長い自粛期間を経て、ようやく再開の兆しを見せたお笑いの現場。そのギャグは弔いの言葉として、そして、新たなに続くお笑いへの号砲として響いたのだった。

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