11月30日でJC・JK流行語大賞2020の中に「全集中の呼吸」がありましたね。
本流行語大賞のモノ部門1位にランクインした「鬼滅の刃」で主人公竈門炭治郎が身体能力を上げる為に行っていた呼吸法の名前がランクインいたしました。試験前や試合前などここぞという時に「全集中の呼吸」と自分に言い聞かせるなどアニメの枠を超えて自身を鼓舞する為にも使っているという女子中高生の意見が多く聞かれました。
実は呼吸って、健康に大きく関わっています。
皆さんも子供の頃、言われたことはありませんか?
「口呼吸は万病のもと」
これって本当なんですよ。
まず、鼻で呼吸する理由を説明。
鼻での呼吸は、気管支を守ります。
また、普段皆さん呼吸を意識して生活することは、少ないと思います。
呼吸を意識して生活している人は、スポーツ選手や武道をしている人、楽器の演奏をする人。
それから呼吸器系の疾患に悩まされている方でしょう。
普段あまりスポーツをされない方も、呼吸を意識する事で、疲れがたまりにくくなります。
この呼吸は、実際にペンペン店主がスポーツをする際、取り入れている呼吸法です。
浅くゆっくりめに4回吸う
浅くゆっくりめに4回吐く
「吸う・吸う・吸う・吸う・吐く・吐く・吐く・吐く」
という順番で呼吸する方法です。
勿論!鼻で呼吸します。吸うのも吐くのもです。
難しい場合は、鼻で吸い、口から吐く、でもいいでしょう。
運動し始めた、まだ苦しくない時はこの呼吸で。
苦しくなってきたら、3回に減らします。
そして、マラソンならゴールまであと少し!
という状態なら、苦しくても2回を保つ。
これ、かなり効果あります。
1度の呼吸で深く吸うのは、ゆっくりしている時。
スポーツの際は、どうしても浅くなります。
では、どうすればいいのか。
普段呼吸の浅い人が、深い呼吸を続けるのは難しいです。
そのため、浅い呼吸を複数回繰り返して対応します。
これなら苦しくありませんし、一度深めの呼吸をするより続けられます。
呼吸に大きく関係しているのは、横隔膜。
横隔膜をしっかり動かす事に慣れていきましょう。
肺活量はいきなり増やせません。
普段肺をしっかり使っていないと、体力もつきません。
体力がつかないという事は、免疫力も新陳代謝も弱いということです。
激しい運動をする必要はありません。
「あ!」と気づいたときに、深呼吸。
これが常にできる人は、強い体になりやすい、と言えます。
ですから、「鬼滅の刃」という漫画にでてくる
「全集中の呼吸」
「全集中常駐」
で、キャラ達が飛躍的に強くなるのは、実はあり得ることです。
(勿論水や炎や風は出てきませんが…)
呼吸は健康の要です。
ですがいきなり正しい呼吸!なんて言われても、できません。
できる範囲でやっていくのがいいです。