11月5日に流行語大賞のノミネート語に「濃厚接触者」がありましたね。
新型コロナウイルス感染者と同居、近距離で接触、あるいは長時間接触し、感染の可能性が高くなっている人。定義は変化し、当初は、症状が出た後に接触したかどうかだったが、やがて、症状が出る2日前から、に変更された。具体的には、感染者と発症2日前から入院などをした日までに、1メートル以内で、マスクなどの感染予防対策をせずに15分以上接触があった人、などとされる。
濃厚接触者とは、新型コロナウイルスに感染していることが確認された方(以下、「感染者」という。)と発症2日前から入院等をした日までに、1メートル程度以内で、マスク等の必要な感染予防策を行わず、15分以上接触があった方、をいいます。
そのため、濃厚接触者は、新型コロナウイルスに感染している可能性があることから、感染者と接触した後14日間は、健康状態に注意を払い(健康観察)、不要不急の外出は控えてください。
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濃厚接触者(検査陰性)の方
- 検査結果が「陰性」となった場合であっても、感染していないことの証明ではありません。
- 感染者と接触した後14日間は不要不急の外出を控えるなど保健所の指示に従ってください。
濃厚接触者調査の目的について
県では、感染者の発症2日前から入院等をした日までの行動を調査し、濃厚接触者に該当した方の検査と健康観察を行っています。
濃厚接触者は、新型コロナウイルスに感染している可能性があるため、積極的に調査を行っています。
感染者とその濃厚接触者(陽性)との関係について
感染を確認された方が互いに濃厚接触をしていた場合は、手続上、先に届出のあった方を感染者、後に届出のあった方をその濃厚接触者としております。
この関係は、あくまでも発生届を受理した順であり、感染した日や発症日は関係ありません。そのため、濃厚接触者が感染者から感染したという意味ではありません。
日本でも世界でもコロナ感染症の予防や症状改善にご苦労いただいている医療従事者や感染症学者の方には感謝です。十分注意し、濃厚接触者や陽性者になった場合についてもそのときどきに取る手段や対応について理解しておくことが必要です。そして、感染してしまった人を責めたり攻撃したりせず、情報を共有して一緒に感染症と戦う心がけを大切にしたいと思いました。