流行語大賞2020

【3蜜】92%の人が知らない対策法と流行語大賞2020の裏側!?

11月5日に流行語大賞のノミネート語に「3蜜」がありましたね。

12月1たちには「年間大賞」を受賞していました。

感染防止を目的とする新概念・新習慣。感染リスクの高い三つの状況「密閉」「密集」「密接」を避けるよう厚生労働省によりよびかけられた。小池都知事が報道陣に対して発した「密です」も話題になった。

2020年7月6日、豪州、欧米、中国、日本などの研究者有志が、「It is Time to Address Airborne Transmission of COVID-19」と題した声明をClinical Infectious Disease誌に発表。COVID-19のairborne transmission(空気媒介伝播)による感染(ここではこれを空気感染とする)に対応すべきと訴えた。具体的には、「公共施設やオフィススペース、学校、病院や老健施設などで十分で効果的な換気が行えるように設備を整えるべき」というものだ。この声明に対し、世界保健機関(WHO)は7月7日の定例会見で「換気の悪い環境でのairborne transmissionの可能性」について言及。これまでCOVID-19の感染様式は接触感染と飛沫感染としていたWHOも空気感染について初めて言及した形だ。この研究者有志による声明の背景などについて、有志の一人として加わった国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター長の西村秀一氏に話を聞いた。

2月25日に厚生労働省にクラスター対策班が設置され、クラスターの共通項を見つけて類型化すれば、より有効な行動変容を呼びかけることができるはずとのことで、それまでのスポーツジム、ライブハウスや屋形船などにおける感染事例から、①換気が悪く、②人が密に集まって過ごすような空間、③不特定多数の人が接触するおそれが高い場所、での注意喚起が行われた。そして3月14日に首相官邸から、この注意喚起をより分かりやすく、①換気の悪い密閉空間、②多数が集まる密集場所、③間近で会話や発声をする密接場面、と発出されたことが三密の始まりのようだ。

この辺までは何となく体感してきた三密の語源であるが、これだけではない。三密は真言密教の教えでもあるそうだ。三密の修行とは、①身密(身体・行動)、②口密(言葉・発言)、③意密(こころ・考え)、を整えることだ。コロナ対策に当てはめれば、身を清潔にし、命を守る行動を心掛ける。感謝の気持ちを口に出し、決して風評など口にしない。そして、自分だけでなく他者に気を配り、様々な情報を得ることでこころ惑わされない、ということになるだろうか。こうなるとこちらの三密の方が基本姿勢としてさすがに奥深い。

私たちは、仕事でも私生活でも本当にこの2つの三密を実行しているか? 秋に向かってインフルエンザの流行も危惧される今こそ、振り返る必要があろう。もちろん、医療や介護、福祉の世界では、その仕事の性格上、密にならねばならないことはたくさんある。しかし、回避できる密までも、医療、介護、福祉だからと言い訳にしていないだろうか。

ここで(密教の)三密の姿勢のもとで、三密を回避するこれからの技術・サービスを以下のように読み替えてみたい。

・密閉⇒超臨場(メタ・リアリティ)

・密集⇒遠隔(リモート)

・密接⇒非接触

いずれも、我々の領域では、オンライン○○といったものは当然のこと、VR(仮想現実)などを含めたICTやロボット技術のお世話にならねばならない。10年先だと思っていた未来をいま先取りするイノベーションが求められているに違いない。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です