流行語大賞2020

流行語大賞2020の「アマエビ」って鬼滅の刃にも通じるの?

11月5日に流行語大賞のノミネート語に「アマエビ」がありましたね。

このアマエビと聞いても食べるほうしか思いつきませんし、なんのことだろうと検索して大正解です。これは調べていかないとわからないものでした。

疫病をおさめるといわれてきた妖怪。「疫病が流行したら私の姿を描き写した絵を人々に見せよ」と告げたとされる。江戸時代に誕生。アマビェのイラストを使ったさまざまな関連グッズが販売されている。#アマビエチャレンジなど疫病退散・コロナ収束を願うイラスト投稿も相次いだ。

「アマビエ」は足元まで届く長髪と口ばし、体をびっしりと埋める鱗が特徴の妖怪です。
鳥にも、魚にも、河童にも見えるユーモラスな風貌で現れると、疫病の流行を予言したそうです。

 

江戸時代、肥後の国(熊本県)の海に現れたときは「私はアマビエというものである」と名乗り、「疫病が流行した暁には、私の姿を描き、人々に見せよ」と言い残したのだとか。
出現以降、数年間にわたって豊作になったという言い伝えもあるアマビエ。

 

 

 

 

(イメージ)

 

疫病だけではなく、作物の実りも司っていたのかもしれません。
京都大付属図書館は、アマビエが描かれた瓦版の原資料を保存し、「アマビコ」や「神社姫」といった伝説上の存在・妖怪との親和性や類型も語られます。

 

アマビエ熱の高まりを受け、兵庫県の広田神社はアマビエの姿を描いた護符を作成。商店街は新型コロナウィルスに負けないキャンペーンとして、アマビエをバルーンアートにするなど、今、アマビエブームが広がりを見せています!

妖怪研究者は、アマビエを”予言獣”に分類する。

つまり他にも予言する類似の妖怪がいるわけだが、そのなかに名称の酷似する近親種「アマビコ」がいる。

筆者はこれまでに十数例のアマビコ資料を確認しており、2本の論文を発表してきた。

しかし、そのアマビコの知名度は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第5期)」にまで登場し愛嬌を振りまいたアマビエの”ヒレ元”にも及んでいない。

アマビコには摺物も数例あるが、大抵は書き写された状態で伝わる。そのため名前の表記が、あま彦や海彦、尼彦、雨彦、天彦、阿磨比古など多様だ。

 

『越前国主記』より「海彦(アマビコ)」(福井県立図書館蔵)


その一方で容姿(図)は巧拙あるものの”三本足の猿”の形状が多い。

いずれも豊作と病の流行、結果として人類6~7割の死(!)を予言しており、自身の姿を「書き見る」人は無病長寿になると告げている。

 

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